いよいよみんなが歌う番
レコーディング2日目。昨日はボーカル以外のHYのメンバーの楽器のレコーディングでしたが…いよいよ今日は子ども達が歌う瞬間がきました。と言っても、、、その前にヒデさんのメインボーカルの録音。午前中に行いましたプロデューサーの松岡さんと一緒に表現や表情を確認しながら丁寧に録っていきます。さすが一流の現場。
奇跡のトラックが目の前で紡がれていきます。この瞬間に立ち会えて幸せです。間違いなく名曲の生まれる瞬間が目の前にありました。そして14時。
いよいよ子ども達が歌いにやってきます。総勢33名。現場は熱気でムンムンです。良いじゃないですか、、、、この感じ。
レコーディング前のみんなの表情はさまざまです。
すでにテンションマックスな子。
人の多さに圧倒されている子。
緊張して不安な顔の子。
何より、、、、引率の大人の不安そうな顔。
「(普段から知っている)この子達がちゃんと歌えるんだろうか?」色んな表情がありました。
さて!いよいよ子ども達のレコーディングが始まります!!!
この日に向けて ソングミーティングをおこなっていました
3月下旬。
ハイ祭〜子どもの居場所フェス〜のコンテンツのスタートでした。
「えっ!HYと一緒に沖縄ソング作るの?」「一緒に歌ってくれるの?」「本番のステージも一緒なの?」 ほんとにーーーー!!! マジでーーーー!! やってみたーーーーい!!! おもしろそーーーー!!!! と33名の子ども達が沖縄市銀天街に集まってくれました。なんとHYのメンバーも一緒です。
- 世界に自慢できる沖縄の好きなところ
- 世界に自慢できる沖縄の美しい景色
- 世界に自慢できる沖縄の美味しい食べ物
- うちなーぐち(沖縄のことば)
をテーマに子ども達にことばを出してもらいました。
みんなそれぞれの想いで言葉を出してくれています。
- わじ わじ するさ〜
- ちむぐくる
- 愛してる 大好き ありがとう
- 海がきれい
など、、みんな思い思いの言葉を出してくれました。
みんなが言葉を出し合っている瞬間、HYのメンバーは子ども達の中に入っていきます。
全国飛び回っているメンバーからは「沖縄の海ってみんなのすぐ近くにあるからそんなに感じないだろうけど、、、本当にきれい。他の海とは比べ物にならないくらいきれい」子ども達も真剣に耳を傾けていました。沖縄以外の海を知らないみんなにとっては改めて沖縄の海の美しさを実感できたのではないでしょうか?
さて、言葉が出揃ったところで外の駐車場に移動です。
待っているのは一台の車。
なにをするかって?今子ども達が出してくれた言葉をこの車にペンキで書いていくんです♪
せーの!
どうぞ!
一気に書き始めます。
車の持ち主に怒られないかちょっと心配になりながら、、、、みんなはそんな事気にする様子もなくガンガン行きます。
みんなイキイキしてます。
こうなったら、、中途半端にやってもしょうがない。
もっと行けーーーーーって事で出来上がったのがこの車。
出来上がった車を見て持ち主は「スゲー」「カッコいいーー」「グレート!」
今も沖縄市のどこかを走っているはずです♪
さて、、こうした子ども達が出してくれたことばを紡いでHYのヒデさんが歌詞をつけ、メロディをつけて沖縄ソングが出来上がりました。
この日に向けて ボーカルワークショップinたてよこ+
7月。
ちょうどレコーディング1ヶ月前。
学習支援エンカレッジのコンテンツ・たてよこ+としてレコーディングに向けたボーカルのワークショップが開催されました。
30名ほどの参加です。
このワークショップの講師は名古屋から来てもらいました、清本りつ子さん。
というか、、、私の知り合いです。。
というか、、、バンドを一緒にやっていた古くからのメンバーです。
世の中には歌が上手な人はたくさんいますが人の心、特に子ども達の心をグッと掴める人は多くはありません。
その点彼女は天才です。(古くからの友人なので照れくさいですが。。)
彼女は名古屋では自身の音楽活動以外にカラオケのガイドボーカルの仕事をしたりしています。
たてよこ+ではまずその仕事の紹介からでした。
彼女のガイドボーカルの仕事はさまざまなバラエティ番組で取り上げられています。
朝スタジオに行き、、世の中で流行っている新曲(若者のヒット曲ばかりなので彼女は当然知らない曲ばかり)譜面を渡されその場でレコーディング。
からの、、、コーラスも一人でいくつも録音。
その作業の速さと正確さが「神だ!!!」と取り上げられています。
その紹介からたてよこ+は始まりました。
その後、彼女の音楽との出会いや考え方、接し方を話してくれました。
初めて会う沖縄の子供達もとても興味深く聞いてくれているようでした。
そして、、いよいよ歌の練習です。
前日HYから送られてきたホヤホヤの音源です。
そのメロディーをみんなで歌いました。
私は正直なところみんな恥ずかしがって声も小さく、、口もそんなに大きく開かないかもね。。。。と心配していました。
が、、、全くの杞憂。
初めこそモジモジしていましたが、、そこは清本マジック。
どんどんどんどんみんなが熱くなっていきます。
最後は大合唱。
鳥肌ものでした。
「本番にとっておきたい!!!!」くらいでした。
ワークショップ終了後には案の定清本さんの周りには人だかりが。。。
「りっちゃんーーー!!」て呼ばれてました。恐るべしです!!!
やり切りました!
さて、、レコーディング当日に戻ります。
集まった子ども達は3組に分かれて歌います。
スタジオに入った子ども達にヒデさんが優しく、熱く、寄り添ってこれから行われるレコーディングのやり方を説明します。
まずは練習。
おっ!!!!みんないい感じ!!すごい!!良いじゃん!!ヒデさんもみんなの歌っている姿を見てとても嬉しそうでした。
ん!!なんか元気の良い大人の女性がいる!みんなが頼りにしている感じの大人がいる!しかも声がデカい!歌が上手い!!
ヒデさん「誰ですかあの女性。歌うまくて強烈で子ども達が馴染んでる。。。。」
はい、名古屋から清本さん呼んでおきましたw w w
そんな感じで和気藹々と順調にレコーディングは終了。
初め緊張していた顔の子ども達は満面の笑みです。
ワクワクドキドキを手に入れてくれたみたいです。
涙ぐんでいる付き添いの先生も。。「あんなに楽しそうな顔 見た事ない」
改めてですがここにいるプロフェッショナルに感謝です。
みなさん凄い!!本当にプロフェショナルです。
子ども達に真正面から真剣に向き合ってくれました。
ありがとうございます!!
出来上がりが楽しみです!!!
そして、、、本番12月24日のステージが待ち遠しくなりました!!
さて、、今回レコーディング。
終わった後に子ども達みんなとご飯食べました。
差し入れをしてくれたのは株式会社Nice不動産の普久原社長でした。
みんな緊張がほぐれた後のリラックスした状態で美味しそうに食事してくれました。
ありがとうございました!!
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