jimbo 8月26日(土)はいよいよHYと子ども達が一緒に作った沖縄ソングのレコーディングです。
最高のグルーヴに仕上がっていますよ
楽器の録音が主になります。10時にドラムのチューニングからスタートです。それが終わり全体の楽器の調整後仮歌に合わせて同時に演奏して仕上げていきます。
今回のレコーディングは前日までHYメンバーによるプリプロが行われていました。プリプロというのは簡単に言ってしまうとレコーディングの練習です。
本番のレコーディングがスムーズに進行するための作業です。実際に音を録りながら練習して各パートの演奏内容を決めていきます。
で、、、、で、、、、、前日に最終プリプロの音源がきました。
なんと、構成が変更になっています。。。
しかもめちゃ格好良くなっていますし、なんと言ってもバンドのグルーブが凄い。
この曲のテンポ（BPM)は97でして、、このくらいのテンポの曲って演奏難しいんです。
早くもなく、遅くもなく。。
しかもこのテンポでスピード感出すのは凄い難しいです。
演奏が上手くないとこのスピード感は出ない。
それが物凄いスピード感。
さすが日本のトップクラスのバンドの演奏です。
前日の夜音源を送ってもらった私は一人でノリノリでした。珍しいです。自分のバンド以外でこんなにノリノリになるのは。。
昨年のあの子が…「もっとがんばる！」
メンバーのレコーディングも順調に進み夕方からは女の子のアコースティックギターのレコーディングです。
昨年の「世界に届く 沖縄ソングダンス大発表会」にも参加していた彼女は中学生になりました。
どこの部分を彼女に演奏してもらうか？
後半、ボーカルのヒデさんとギターだけの部分がありまして、、
「そこのギターを彼女に任せてくださいませんか」とお願いしたところ快諾してくれました。
そしてレコーディングの10日ほど前に彼女が練習している動画をメンバーに確認してもらったところ「めちゃ上手い！レコーディングが楽しみ！！」と言ってくださいました。
本人もとても嬉しそうにして「もっとがんばる」とお母さんが連絡してくれました。
その彼女がスタジオに登場です。
昨年よりも背が高くなってました。
メンバーやスタジオのスタッフが暖かく迎え入れてくれ本人も緊張しながらも目が輝いていました。
そしてギターを録音するために専用の部屋に入ります。
普通は一人で入り演奏しますがボーカルのヒデさんも一緒に入ってくれ「ちょっと練習しよう」と声かけてくださいました。
３、４回の練習後いよいよ本番です。
横でヒデさんが寄り添ってくれて盛り上げてくれます。
さて、初めのテイク。
もうバッチリです。
彼女は昨年よりずっと上手になっている！音楽プロデューサーからもOKもらえました。
プロのミュージシャンたちからOKの演奏を一発で弾ききりました。
力強く、優しい演奏です。
「愛」ですよ
「もうちょっと録ってみよう」と3回ほどレコーディングしました。（何回か演奏して一番良い演奏を選択します）
そして4度目。
このパートの歌詞（サビ）は「僕たちは愛から生まれてきたんだ」とあります。
ヒデさんはお母さんを呼んで代わりにスタジオに入ってもらい「お母さんの愛から生まれてきたんだ、って気持ちで弾いてみよう」と。
そのテイクもバッチリ。
そして5度目。
「一人で弾いてみよう」このテイクが採用になりました。
4度目の「お母さんテイク」も良かったのですが採用が決まったのは「独り立ちテイク」となりました。
力強くものすごい良い演奏です。
みんな大絶賛です。そしてスタジオはめちゃくちゃ暖かい空間になってました。
よく頑張りました。本当にすごい！！！
